【コラム】戦艦の装備・設備について

戦艦の装備(設備)って何がいいんだろうという話です。自分もよく分かっていないので一緒に勉強しましょう。

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まずは話を簡単にするために戦艦同士の撃ち合いを想定します。演習において両方とも前衛がいなくなった場合にこのような状態になりますね。戦艦の代表として、演習でよく見かける天城を例に取ります。天城(命中72、回避43)は戦艦の平均値に近く、一般的な戦艦と思ってもらって良いです。

天城にSTAAGを持たせた状態をリファレンスとして、そこに下記装備を加えて効果を確認します。sg、一式、金舵、高火器を1つ加えた場合と、これらの組み合わせで2つ加えた場合の効果を示します。

相手も天城(STAAG+sg+金舵)を選んでいます。実践でよく見る回避盛りの天城です。スキルは加味しません、一般的な戦艦に対してどの装備が良いかを判断したいからです。

  自分 相手 自分 上昇率
命中 回避 攻撃 命中 回避 命中率 回避率 命中率 回避率 合計
天城(STAAG) 82 43 1 117 98 55% 18% 0% 0% 0%
sg 117 58 1 117 98 64% 24% 9% 6% 15%
一式 97 43 1.08 117 98 64% 18% 9% 0% 9%
金舵 82 83 1 117 98 55% 32% 0% 14% 14%
高火器 118 43 1.05 117 98 67% 18% 12% 0% 12%
sg+sg 152 73 1 117 98 70% 29% 15% 11% 27%
sg+一式 132 58 1.08 117 98 72% 24% 17% 6% 23%
sg+金舵 117 98 1 117 98 64% 36% 9% 18% 27%
sg+高火器 153 58 1.05 117 98 74% 24% 19% 6% 25%
高火器+一式 133 43 1.13 117 98 76% 18% 21% 0% 21%
高火器+金舵 118 83 1.05 117 98 67% 32% 12% 14% 27%

1番左の自分とあるのがそれぞれの装備を加えた天城のステータスです。攻撃はそれを装備することで当たった際のダメージがいくら上昇するかを倍率で示しています。

2番目の相手は天城(STAAG+sg+金舵)のステータスです。

3番目の自分は、こちらの攻撃が相手に当たる命中率と、相手からの攻撃をよける回避率を示しています。(命中率の計算式が分からない方はwikiを参照。攻撃倍率は命中率の増加に繰り込んでいます)

最後の上昇率がリファレンスのSTAAGのみを装備した天城から、どれだけ命中率・回避率が上昇したかを表しています。両方の上昇率を足し合わせたものが合計です。

どれが良さそうですか?

単純な撃ち合いとなると、命中率と回避率の合計が最大となる場合が良いので、①sg2積み、②sg+金舵、③高火器+金舵が良さそうです。特に③はここでは考慮されていない、時間短縮と無敵時間付与があるのでこれが一番よさそうですね。

 

ウォスパについても同様に見てみましょう。ウォスパは改造により、普通の戦艦と比べて命中が高い特徴があります。相手は天城から変更しません。

  自分 相手 自分 上昇率
命中 回避 攻撃 命中 回避 命中率 回避率 命中率 回避率 合計
ウォスパ(STAAG) 115 35 1 117 98 63% 14% 0% 0% 0%
sg 150 50 1 117 98 70% 21% 7% 7% 13%
一式 130 35 1.08 117 98 72% 14% 8% 0% 8%
金舵 115 75 1 117 98 63% 30% 0% 16% 16%
高火器 151 35 1.05 117 98 74% 14% 10% 0% 10%
sg+sg 185 65 1 117 98 75% 26% 11% 12% 24%
sg+一式 165 50 1.08 117 98 78% 21% 15% 7% 21%
sg+金舵 150 90 1 117 98 70% 34% 7% 20% 27%
sg+高火器 186 50 1.05 117 98 79% 21% 15% 7% 22%
高火器+一式 166 35 1.13 117 98 82% 14% 18% 0% 18%
高火器+金舵 151 75 1.05 117 98 74% 30% 10% 16% 26%

もとの命中が高いので命中を盛るよりも、回避に寄せたsg+金舵が最も高い上昇になりました。とはいえ特殊効果を考慮すると、大差のない高火器+金舵が一番よさそうです。

結論としては、戦艦は全員「高火器+金舵」にしたいところです。ですが制限の関係上不可能なので、攻め重視ならsg2積みか、守り重視ならsg+金舵が良さげです。

<もう一歩踏み込んだ話>

■演習の非対称性

以上が戦艦同士の撃ち合いという簡単なケースでした。実際の演習では、戦艦の副砲による前衛への射撃が行われます。攻め側の主力は相手の前衛と近いため、副砲が届きます。このため攻め側は命中に寄せる価値が高くなります。開発艦2期でMk17が実装されたことで、この非対称性はさらに高まりました。命中に寄せるのと回避に寄せるのは攻めと守りで差があり、最適装備はどちらを重視するかで変わります。

逆に言えば、防衛側の副砲射撃はほとんど届かないので、上記の結論で問題ないと考えています。

攻め側の副砲による効果をどう数値化するか悩んでいます。攻め側では命中率と回避率を単純に足し合わせるのではなく、重みづけが必要です。その係数をいくつにすればいいのか。。。

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■天城のスキル

天城のスキルにより主力の回避率が+10%されます。回避が小さいときのほうが、回避率は上がりやすい特徴があるので、回避を上げることで天城スキルの価値を高めることができます。

例えばウォスパの回避は35ですが、ここから回避率10%上げるには回避23が必要です。金舵を積んで75にした場合、ここから回避率10%上げるには回避39が必要になります。このように回避が上がるにつれて、回避率10%に必要とされる回避が多くなるため、数値で見た時の天城スキルの価値は高まります。

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■ジュノー配置

あとはジュノーの配置との兼ね合いで、ジュノー中置きなら回避に寄せて落ちにくくしておこうかなとか。ジュノーが落ちる前に主力が落ちてはもったいないので、ジュノーの回復を無駄なく使うように回避を調整することも考えられます。

 

この記事は結論を出すものではなく、編成の狙いに合わせて装備を考えるきっかけになればと思います。

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